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明石の和食 旬菜しんのはじまり

いつからですかとよくお尋ねいただきますので、改めて旬菜しんの始まりを今日はお話ししたいと思います。


開店は2020年1月。

おかげさまで今年で4年目でございます。

主人は元々独立願望はありましたが、きっかけは飲兵衛だった自身の父をカウンターの隅で飲ましてやりたいという思いからこの道に入りました。

静岡の工業高校を出て単身大阪の寿司店に就職。当時は初任給7万円という今では考えられない待遇でしたが、幸い上司や先輩に恵まれて貴重な経験を積むことができました。

その後、勉強の場を求めて割烹や料理屋で料理長を務め、前職ではフレンチのシェフとも縁があり、素材の扱い方や味の重ね方など、お互いに技術を教え合い、高め合いました。

旬菜しんのコースに肉料理が1品入るのはこの時の経験が大きく影響しています。


明石の少し外れで店を持つ事を決めたのは、小さなわざわざ感が得られる場所だったこと、女将の出身が明石であることから。

大通りに面していない分、地の利は小さく分かりにくい場所ですが、日常から少し離れてちょっと贅沢で上質なひと時をみなさんに味わっていただけるのではないかと考え、この場所を選びました。


父は開店を待たずに(飲み過ぎで)早くに旅立ってしまいましたが、開店当日には静岡から母が駆けつけてくれ、父もきっとカウンターの隅ににっこり座っていた事でしょう。

今日もお盆なので見に来ているかもしれませんね。


長々と語りました。

ここまでお読みくださりありがとうございます。


また折を見て私たちが大切にしていること、目指すものなどお話ししていきたいと思います。お付き合いいただけましたら幸いです。


明石でちょっと贅沢な和食を

旬菜しん

明石市鍛冶屋町1-8 楠ビル1階

078-940-9911

昼の部 11:30〜13:00(L.O)

夜の部 17:30〜19:30(L.O)

 ※昼夜共前日までの要予約

 ※定休日:水曜日、他月1回不定休



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